肥料を与える時期
【寒 肥】
1月〜2月上旬。
根の活動がもっとも低下している休眠期に施肥します。
有機質肥料を与えることで、土中で時間をかけてゆっくり分解し、根に余計なストレスを与えることなく、根が水分を吸い上げる時期には、適切な栄養分が取り入れられます。
【お礼肥え】
花が咲き終わった直後や実を収穫した直後に弱った植物を回復させるために施肥します。
即効性で水に溶けやすい成分を使用している化成肥料や液体肥料などが良いでしょう。
肥料の与え方

左図のように木の枝張りの外周あたりの位置から垂直に下ろした所を目安に穴を掘ります。
穴は、2m程度の木なら3か所、4m以上になると4か所ほど、木の幹を軸にして対角線状に 均等な間隔で掘ります。(深さ約10〜15p程度)
ひとつの穴に対しての肥料の量ですが、これはもう、木の大きさや生育状況によって若干変えたりしますが、柄杓なら5分〜8分目といったところでしょうか。(普通のコップで1杯〜1.5杯程度)
当然、木が小さくなるほど量を減らします。やり過ぎないよう少し控え目がいいと思います。